9曲目夏ひらく青春
「夏ひらく青春」
1975年6月10日
作詞:千家和也
作曲:都倉俊一
週間オリコンランキング4位
1つ前のスローテンポの「湖の決心」とは違い、短調(ト短調)のアップテンポの曲です。何かに迫られているようなイメージを持つ前奏から始まります。
夏ひらく青春という題名。意味がわかりそうでわからないですよね。歌詞に注目すると
恋という名前の夏の花
1つ結ぶ1つひらく
めくめくる光の中で
ここに注目すると
輝きまくってる青春の夏には、1つの恋が始まったり、終わったりしてるよ
という意味に捉えることができます。
つまり、この曲は恋の終わりを告げてる曲なのです。今まで初恋の歌が連続していた山口百恵さんですが、16歳になって、とうとう最初の恋を終わらせてしまったようです。
それを裏付けるのが、
「いい人に会うことが怖いの、辛いの」という部分
新しい恋に進んで、今までのあなたとの思い出も消えるかもしれないのが嫌だ。
そんな歌詞です。
別れの曲は悲しそうな歌詞が並ぶはずですが、
光の中で
これがあるのも面白いですね。
色々あっても、青春ってキラキラしてる。そんな感じが伝わってきます。
それに加え、最初に述べたように、迫られるようなアップテンポ。
青春の夏はあっという間に終わっちゃうよ。というメッセージを感じることもできますよね。
あ〜10代に戻りたい。
【今日のまとめ】
・初恋終わる
・青春は色々あってもキラキラ
・10代の青春はあっという間